【予告】テスト・試験問題の草稿をAIが肩代わりします

こんにちは、ロゴスウェアのサポート担当の田中です。

仕事をするにあたって守るべき規則は何か、資格を取得するための専門知識をどれだけ身に着けているか、など、理解度を問うテスト・試験を作成することになったとします。そのとき、どういう問題を作ればいいのだろうか、と迷うことがございませんでしょうか。

弊社のテストコンテンツ作成ソフト「THiNQ Xe」では、そのようなお悩みに応える新機能をただいま開発中です。

本記事で、一端をご紹介します。

機能概要

THiNQ Xeの次期バージョンで、AIを利用して問題を自動で作成するという機能を追加します。
かねて、THiNQ Xeのβ版で本機能をお試しいただいたお客様もいらっしゃるかと存じます。その節は、ご協力いただきありがとうございます。そして、お待たせして申し訳ございません。

自動で作成する、と書きましたが、AIがことわりなく電子の大海原を泳いで問題を拾い上げるということではありません。
出題範囲はAIに指示する人、すなわちTHiNQ Xeを使用する人が指定できます。テキストを直接入力するほか、TXTファイルやPDFファイルを読み込むこともできます。
一回につき10問までの問題作成に対応しています。選択問題は二択から四択まで作れます。

11問以上の問題を作りたい場合

11問以上の問題を作りたい場合には、10問作成が終わってから同じコンテンツで改めてAIに指示を出せば、問題を追加することができます。
先に問題作成したときに読み込んだPDFファイルをまた使うことになれば、問題が重複して作られるのではないか、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
THiNQ XeのAI問題作成では、問題作成を指示する別の入力項目を設けています。その欄に、1回目は「第1章から第3章までに書かれていることから出題してください」と入力して、2回目は「第4章から第5章までに書かれていることから出題してください」と入力すれば、AIは指示を読み取って作り分けができます。

AIも間違えなくはない

AIが作成した問題や解説、解答は、正確であるかどうか保証されるものではありません。このため、作成した問題・解説・解答に誤りがないか、人の目で見定める必要があります。
とはいえ、手がかりが殆どない状態で問題や解答を作成しようとするよりは、手間がかからなくなるでしょう。

リリース時期

リリース時期は現在調整中です。改めてリリース通知をお送りいたしますので、それまで今しばらくお時間を頂戴いたします。

さらに利便性が高まるTHiNQ Xeに、どうぞご期待ください。