こんにちは、ロゴスウェアのサポート担当の伊藤です。
ウェビナーの開催やWebミーティングの参加で、相手から「音声が小さいです(遠い)」です、と言われたことがありませんか?
コロナ禍の影響もありウェビナーやWebミーティングが一般的になりました。
それに伴い、今までセミナーや会議で気にする必要が無かった”相手側での音声の聞き具合(ちゃんと聞こえる音量になっているか?)”を意識するのが重要なポイントになってきています。
音声に問題があると、それだけで相手が説明を理解しづらい状況を作ってしまい、ウェビナーにおいては、満足度の低下に繋がってしまいます。
今回は、聞き手に”音が小さい”・”遠い”と思わせない方法3選をご紹介します!
直ぐにでも取り入れられる内容なので、是非、お試し下さい。
(ウェビナーに利用する為の映像を録画するシーンでも利用できますよ)
マイクの指向性を考える(試しておく)
“指向性”を突き詰めると難しいです。(私も専門的な部分は全くわからないです・・・)
ただ、専門的な部分を取り除いて、簡単に考えると指向性とは「マイクが音を拾う範囲」です。逆に言うと、「その部分以外の音は拾わない」となります。
この「拾う範囲」を理解しておくだけで、ウェビナーの音問題は概ね解決されます。
ただ、この指向性は、マイクにより様々です。事前にどのあたりで話すと音を拾ってくれやすいのか?の癖を試しておくのが大切です。
ウェビナー(話す人が1名)の場合、「正面の音を拾う」単一指向性マイクがお勧めです。
例:ヘッドセットや手で持つタイプのマイク(テーブルに固定利用でもOK)
ロゴスウェアの配信機材の紹介に掲載している、Yeti (BlueMicrophones社製)は、単一指向性以外の設定も色々できるため様々なウェビナーで利用でき、お勧めです。
参考サイト)マイクの指向性
マイクの音量レベルを上げる
マイクの指向性を考慮しても、マイクの音量自体が小さかった場合、ウェビナーで配信される音量は小さくなります。
マイクをウェビナーの配信PCにUSB接続した場合、サウンドの設定からマイクの音量レベルを調整できます。
音量が大きすぎると音割れが起きてしまうこともあるので、事前にどの程度が良いか?を指向性の確認と共に調整しておきましょう。
【設定】
サウンド > 録音 > ウェビナーで利用するマイクを選択し、右クリック > プロパティ > レベル
声の音量を意識する
3点目の「声の音量を意識する」は、機器ではなく話し手の心持ちになります。これは、私がウェビナーを配信するときに気にしているポイントです。
通常の会話の時よりも、声を張っています。(大声を出すではないですよ)
感覚としては、実際の会場で登壇している時と同じ感覚で声を張って話しています。
それにより、マイクが拾ってくれやすくなるだけではなく、はきはきと元気よくなるので、聞き手の方で聞き取りやすくなりますよ。指向性を意識しても、話し手の声自体が小さいと、マイクは声を拾ってくれません。
近いイメージは、スポーツの実況中継のアナウンサーです。
最後に
如何でしたでしょうか。ウェビナーやWebミーティングでは、音声はとても大切なポイントです。
せっかく、ウェビナーを開催したり、Webミーティングに参加するのですから、より良い状態を目指して3つの方法をお試し下さい。
早いもので今年も、6月(水無月)ですね。
“水が無い月”ではなく、”水の月”という意味らしいです。今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることからも、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになったそうです。