こんにちは、ロゴスウェアのサポート担当の田中です。
eラーニングを行う際、教育担当となる方は「この部署に所属する人たちには、この研修を受講すべき」というような義務的教育を受講者に課すことが多いと思います。その一方、受けたい人が受ければいいという研修を設定し、受講者を募集して任意で受講させる教育形式もあることでしょう。
弊社eラーニングシステムPlatonでは、リリース当初からの義務的な割り当て研修に加え、バージョン1.12.0でリリースされたコース申し込み機能で募集制の研修を作成することもできます。
改めまして、本記事でコース申し込み機能を使用して受講できるようになるまでの流れをご紹介いたします。
前提として
Platonの初期設定では、コース申し込み機能は閉じられています。
コース申し込みを使用したい場合、初めにPlaton管理画面の[設定]>[動作設定]>[機能]>[コース申込機能]で「使う」を設定します。すると、管理画面と学習画面に[コース申し込み]タブが表示されます。
次に、どのコースを申し込み対象とするかを選びます。
管理画面の[講座→コース]>[コース一覧]で、対象のコースを検索して「詳細」ボタンを押下します。
コース情報画面の下部にある「このコースを申込型コースとして使用する」のチェックがあります。ここにチェックを入れてから「保存」ボタンを押下すると、そのコースは申込型のコースとして使用でき、受講者が申し込めるようになります。
なお、申込型のコースに設定しても、管理者が特定の部署や受講者に割り当てて受講させることは可能です。
コースの申込条件を設定する
管理画面の[コース申し込み]>[コース申込設定]から、申込型に設定したコースをどの部署やコミュニティの所属者が申し込みできるようにするか設定できます。
まず、申し込み条件を設定するコースの右側にある「受付設定」のチェックを入れ、「次へ進む」ボタンを押下します。
続いて、応募対象を「全体」「部署」「コミュニティ」「集合研修」から選びます。「部署」「コミュニティ」「集合研修」の場合、対象とする部署やコミュニティ、集合研修にチェックを入れて「次へ進む」ボタンを押下します。
そして、コース申し込みの受付開始日や受付期限日、受講可能日数などの設定内容を入力します。
説明文には、装飾を加えることができます。ここでは、2つご紹介します。
- 太字
強調したい文言をドラッグし、説明文入力欄より上にある「B」のアイコンを押下すると、その文言を太字で表示することができます。
- リンク
リンクを設定したい文言をドラッグし、説明文入力欄より上にある鎖型のアイコンを押下します。ポップアップが表示されるので、リンク先のURLを指定します。
リンク先を別の新しいウィンドウやタブで表示させたい場合、挿入されたHTMLタグ(Aタグ)の中に半角スペースとtarget=”_blank”を追記しておきます。
説明文に装飾を加えた場合には、「プレビュー」ボタンでどのように表示されるか確認しておくとよいでしょう。
設定内容の入力が終わってから「次へ進む」ボタンを押下すると、設定条件の確認画面が表示されます。
設定に問題ないことを確認し、「コース申込設定を確定する」ボタンを押下すればコース申し込み設定は完了です。
学習画面からコースを申し込む
設定したコース申し込みが、学習画面ではどのように表示されているか見てみましょう。
学習画面の[コース申し込み]を開くと、募集中のコース一覧を検索する画面が表示されます。
申込期間や、管理者が設定したタグなどで条件を絞り込み、「検索」ボタンを押下することで募集中のコースが検索できます。
※募集中のコースが既に割り当たっている受講者には、そのコースは検索結果に表示されません。
検索結果から、申し込みたいコースの「詳細」ボタンを押下すると、管理画面で設定したコース申し込み条件が確認できます。
申し込み条件を見て、受講したい場合には「申し込む」ボタンを押下します。
申し込みを承認または却下する
受講者が申し込んだコースの受講を管理者が承認または却下するには、管理画面の[コース申し込み]>[申込申請]>[承認待ち]から行います。
承認・却下は、個別でも複数名まとめてでも可能です。
管理者が申し込みを承認すると、受講者はそのコースを受講できるようになります。何日間受講できるかは、管理者が設定した受講可能日数によります。
管理者が申し込みを却下した場合、受講者はそのコースを受講できません。ただし、申請は一度きりではないため、受講者が再申し込みすることはできます。
最後に
コース申し込みを使用することで、管理者からの一方的な受講要請だけでなく、受講者が自主的に研修を選んで学習できるようになります。
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