こんにちは、ロゴスウェアのサポート担当の田中です。
FLIPPER U2の質問に答えるAIヘルプデスクを開始してから2か月が経ち、その間にAIヘルプデスク宛へ数々のご質問をいただきました。たくさんの方にご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この2か月間の活動状況について、本記事でご案内いたします。
AIヘルプデスクはどこから使えるのか、気になる方は過去の記事「FLIPPER U2でAIヘルプデスクはじめました」をご覧ください。
お問い合わせの傾向
お寄せいただきましたご質問の内容としては、ご契約プランや料金について、デジタルブックの作り方について、エラーメッセージについて多くみられました。これからFLIPPER U2を導入しようかご検討されているお客様から、FLIPPER U2をご活用頂いていると思われるお客様まで、幅広くお問い合わせいただけているものと察しています。
AIヘルプデスクからの回答
時代の寵児たるAIといえども、必ずしも正確性は保証できないところがあります。
AIヘルプデスク任せにはせず、前述のお問い合わせをAIヘルプデスクはどう回答しているのか、サポートで注視しています。
お客様からの質問に対してAIヘルプデスクが正しい回答を返していることもありますが、ときには製品の機能やプランなどに関して事実とは異なる回答や、的を外した回答となってしまっていることもあります。
なぜそのような回答を送ったのか、どう改善すれば正しく回答できるようになるか、模索しながらFLIPPER U2の機能や仕様に関する再学習をAIヘルプデスクへ定期的に行っています。
AIヘルプデスクへの質問
AIヘルプデスクがFLIPPER U2の機能やプランを学習していても、AIは受け取ったお問い合わせを的確に解釈できないことがあります。
その場合、質問の仕方を変えることによって、解決に近づく可能性があります。
例えば、PDFファイルからコンテンツ変換するときにエラーが発生した状況になり、AIヘルプデスクに「エラーが出た」と質問したとします。
AIヘルプデスクで、そのエラーがどこで発生したのかが判断できないと、一般的なエラーの対応方法について回答を返すことがあります。
「PDFファイルからコンテンツ変換するときにエラーが発生しました。対応方法を教えてください」というように、何が起こってどうしたいかをAIヘルプデスクに問いかけると、その問いに沿った回答が返ってきやすくなると考えられます。
実証実験中
AIヘルプデスクを成長させるには、サポートのみでは成り立ちません。お客様にご利用いただいてこそのAIヘルプデスクです。
AIヘルプデスクにお問い合わせいただくことにより、AIヘルプデスクは学習し、サポートは回答の再検ができます。この繰り返しで、よりよい解決方法に導く取り組みができ、他の製品に対応したAIヘルプデスクも稼働できるようになると考えております。
まだまだ立ち上がったばかりのFLIPPER U2 AIヘルプデスクを、どうぞご愛顧ください。