こんにちは、ロゴスウェアのサポート担当の田代です。
私は主にFLIPPERやLibraのサポートを担当しております。デジタルブックに書き込んだメモや付箋の保存方法や、情報が消えてしまったケースについての問い合わせを多くいただくため、今回はLibraで公開するメリットの一つをブログでご紹介いたします。
目次
一般的なWebサーバーで公開した場合、書き込んだメモはどこに保存される?
デジタルブックは、テキストを読むだけでなく、ペンや付箋機能を活用し、より深い学びのツールとして活躍する時代になりました。
FLIPPERで作成したデジタルブックをWebサーバーで公開した場合、ユーザーが書き込んだメモや付箋はブラウザのローカルストレージに保存されます。
ローカルストレージのデータは、同じブラウザ(且つ、同じデバイスであること)でのみアクセス可能で、再度同じ条件アクセスすると以前のメモが表示されるようになっています
既存のWebサーバーに簡単に公開できるメリットがある一方、ローカルストレージに保存されたデータには以下のようなデメリットがあります。
デジタルブックを閲覧している利用者が書き込んだメモや付箋が表示されなかったり、情報が一瞬で失われたりする可能性があるのです。
特に、学習教材のデジタルブックでは、講師の指導内容や大事なポイントなどを利用者(学習者)が個人的に書き込んでいるケースが多く、このような重要な情報が消失すると、利用者の学びに大きな影響を及ぼします。
ローカルストレージに保存されたデータのデメリット
- 他の端末でのアクセスが不可
ローカルストレージに保存されたデータは、保存されたブラウザと同じデバイスでのみアクセス可能です。
異なるデバイスやブラウザからアクセスする場合、そのデータは表示されません。 - データの同期が困難
ローカルストレージはクラウドストレージとは異なり、データの同期機能がありません。
そのため、複数のデバイス間でデータを共有することができません。 - データ消失のリスク
ユーザーがブラウザのキャッシュをクリアしたり、ブラウザを再インストールしたりすると、ローカルストレージに保存されたデータは消失します。
Libra Vならデータ消失問題に悩む必要なし
そこで、Libra V(動画&ドキュメント配信システム)の登場です
Libra Vの特長は、デジタルブックを閲覧している利用者が書き込んだ個人的なメモや付箋がクラウド上に常にバックアップされ、決して消えることがないという点です。
「書き込んだメモが表示されない」 「消えてしまうかもしれない」といった問題に悩むことはもうありません。
書き込まれたメモや付箋はすべてクラウドに保存されるため、端末やブラウザを変更したり、ブラウザのキャッシュを消去しても、安心してそのメモを確認し続けることができます。
たとえば、学習中に重要な情報を書き込んだとしても、自宅に帰って別のデバイスからその内容を確認したり、外出先でふと思い出した情報をスマートフォンで追記したり確認することも容易です。
メモが消えない安心感を得たいならLibraで公開
授業中に書き込んだ重要なメモが、他のデバイスから何度でも確認できる環境は、学習者やビジネスパーソンに大きな安心感をもたらします。
FLIPPERで作成したデジタルブックをLibra Vで公開することで、これまで以上に安心してデジタルブックを活用できるでしょう。
利用者(学習者)が書き込んだ個別のメモが消えないという事実は、学びの効果を最大化するための重要な要素の一つです。
Libra Vを使って、学習者の学びをより深く、効果的に進める環境を提供してみませんか?