iOS15.4等で発生するセミナー視聴時の不具合に対する対策について（対象：iOS15.4、iPadOS15.4、Mac safari15.4）

GigaCastをご利用のお客様

日頃よりロゴスウェア製品をご利用頂きまして誠にありがとうございます。

重要なお願い：iOS, iPadOSの更新をしばらく行わないでください。自動更新をオフにしてください。

その理由としては、2022年3月15日（火）に正式リリースされた「iOS15.4、iPadOS15.4」および「Mac Safari（ver15.4）」においても、15.2系及び15.3系と同様にGigaCastで配信されるセミナー視聴が行えない事象を確認しているためととなります。

発生する現象への対応するため、製品側のGigaCastで3月10日に緊急メンテナンスを実施致しました。この暫定対処策により、iOS15.4系がインストールされた端末でもセミナー視聴が行えるようになりましたが、セミナー視聴と配信時に注意点が発生しております。

本サイトでは、セミナー視聴と配信時の注意点とその対応策、セミナー視聴端末側の回避策についてご案内致します。

1 セミナー視聴・配信時の注意点と対応策
2 セミナー視聴端末側の回避策
3 緊急メンテナンスの背景
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5 更新履歴

セミナー視聴・配信時の注意点と対応策

iOS15.4／iPadOS15.4では、セミナー視聴時の不具合について（対象：iOS15.2/15.3、iPadOS15.2/15.3、Mac safari15.2/15.3）にて、ご案内した暫定回避策が利用できなくなっております。

その為、製品側の対応として、暫定的な対処策を組み込んだ緊急メンテナンスを3/10（木）に実施致しました。
この暫定対処策により、iOS15.4系がインストールされた端末でもセミナー視聴が行えますが、以下2つの状態が発生する場合があります。

＜セミナー視聴時の注意点：発生する現象①＞

視聴者側の表示でライブ配信中にカメラ映像と、スライドの表示・アンケート・レイアウト変更のタイミングが視聴時間の経過とともに徐々にずれる場合があります。

この現象は、セミナー視聴者側のインターネット回線の状況により発生するものであり、必ずしも発生するものではありません。

■タイミングのずれが発生した時の対処策
ブラウザのリロードまたは、画面右上メニューから[遅延解消]メニューをクリックしてください。

＜セミナー配信時の注意点：発生する状態②＞

①とは別に映像配信品質を「低」「最低」でセミナー配信時、視聴者側の表示でライブ配信中に再生開始時点から、カメラ映像とスライドの表示・アンケート・レイアウト変更のタイミングが数秒程度ずれる場合があります。

■対処策
最新版のセミナー配信ツール 2.5.3_2を利用することで、配信品質の選択で「最低」「低」でセミナー配信を行っても、iOS15.4系でのセミナー視聴時に配信映像とイベント（資料操作等）がずれないようになります。

セミナー配信ツール 2.5.3_2 は、以下のダウンロード情報からダウンロードを行い、配信PCへのインストール作業をお願い致します。

≪セミナー配信ツール最新版：2.5.3_2 のダウンロード≫
▼ダウンロードサイト
https://learning.logosware.com/soft/gigacast-tool

セミナー視聴端末側の回避策

弊社側の対応として上記対策を実行しましたが、可能な限り以下のご対応をいただけますようお願い申し上げます。

iPhone、iPadで視聴する場合

セミナー視聴を行う端末においては、iOS15.4、iPad OS15.4へのアップデートは行わないでください。なお、ソフトウェア・アップデートで自動アップデートをオンにしている場合、15.4系がリリースされると、自動的にOSがアップデートされます。

その為、自動アップデートをオフにすることをお勧め致します。

≪自動アップデートでのオフにする方法≫

ソフトウェアの自動アップデートがオンになっていると自動的にアップデートがはじまってしまいます。
そのため、自動アップデートをオフにすることをお勧めます。

Macで視聴する場合

MacOS 12.3（safari 15.4）へのアップデートは行わないでください。

≪既にアップデートされている方の対応方法≫

可能な限り別の端末からセミナーをご視聴いただくか、ブラウザをGoogle chromeに変更して視聴してください。

緊急メンテナンスの背景

iOS15.2以降において、GigaCast配信中のセミナーを視聴した場合、10秒に１回「遅延解消中…」の状態となり、ライブセミナーが視聴できないことを確認しております。

iOS15.2及び15.3では、端末側の設定変更で[GPU Process:Canvas Rendering]」をOFFにすることで、暫定的に現象回避が行えておりました。
しかし、iOS15.4以降においては、該当の設定変更が行えなくなったため、緊急メンテナンスを実施致しました。

（※ 10秒ごとに、セミナー映像が切れる状態）

原因

本件の原因はSafari15.4（Webkit）の不具合による影響ということが判明しております。

参考サイト）
https://bugs.webkit.org/show_bug.cgi?id=231225
https://trac.webkit.org/changeset/283585/webkit/

当初、iOS15.4/iPadOS 15.4/Safari15.4のbeta3版で不具合が改善されていましたが、beta4版で不具合が再発したようです。

参考サイト）
https://developer.apple.com/safari/download/

影響範囲

端末：以下の端末で現象が発生します。

端末	OS	ブラウザ
iPhone	iOS15.4	safari
iPad	iPad OS15.4	safari
Mac	MacOS 12.3	safari 15.4

配信の種類：ライブセミナーのみ

ライブセミナー視聴時（招待セミナー、申込セミナー、オープンセミナー）に現象が発生します。

※録画（配信用録画、ダウンロード用録画（MP4））につきましては、本現象は発生しません。

セミナー視聴時の不具合について（対象：iOS15.2/15.3、iPadOS15.2/15.3、Mac safari15.2/15.3）

セミナー視聴時の不具合について（対象：iOS15.4、iPadOS15.4、Mac safari15.4）

更新履歴

2022年3月15日　初回投稿

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