サーバーインストール型のPlatonを1.10.4へバージョンアップする際の注意点

お客様各位

平素よりロゴスウェア製品をご利用頂き、誠にありがとうございます。

Platonのサーバーインストール型で最新版1.10.4にバージョンアップする際の注意点をご案内致します。
ご利用中のPlatonのバージョンアップをご検討なされる方は、必ず、本記事のご確認をお願いいたします。

必要となるRHELのバージョンの変更

最新版Platon1.10.4(2023年2月リリース)の利用には、Linux系OSのうちRHEL, RHELクローンについては8系以上が必要となります。
RHEL7系以前のバージョンの場合、1.10.4のインストールは行えません。

<例>

  • RedHat Enterprise Linux 7系 → 利用不可
  • RedHat Enterprise Linux 8系 → 利用可能

最新版の推奨動作環境は、こちらの参照をお願いいたします。

RHELが7系の場合の1.10.4へのバージョン方法

RHELのメインバージョンが7系で、お手元のPlatonを1.10.4にバージョンアップする場合、以下の対応が必要となります。

必要な対応:8系OSがインストールされてるサーバーへの移行

移行手順:

  1)新サーバー(OS:8系):現状稼働しているPlatonと同じバージョンをインストールする(※1)
  2)新サーバ-に旧サーバー(現状稼働)内のPlatonのデータを全てコピーする
  3)新サーバーのPlatonを1.10.4にバージョンアップする

※1. 利用しているPlatonのバージョンは、以下の箇所で確認が可能です。

  • 管理画面のログイン画面左上部
  • 管理画面の画面右上部のヘルプ

1.10.4へバージョンアップ可能な相対早見表

Platon 1.10.4にバージョンアップ可能なOSとPlatonの組み合わせは以下となります。

LinuxOS Platonバージョン組み合わせ 対応可否
7系(Cent OS7、RedHat OS7 等) 1.10.0→1.10.4 ×(サーバー移行が必要)
8系(RHEL8、RHEL8クローンOS) 1.10.0→1.10.4 ○(アップデート可能)
8系(RHEL8、RHEL8クローンOS) 1.9.4.3以前→1.10.4 △(※2)

※2.
1.9.0系のPlatonからのバージョンアップの場合、RHELが8系なら1.10.4へのバージョンアップは可能です。
しかし、状況により対応の可否が異なりますので、サポートまでお問い合せ下さい。