お客様各位
日頃より弊社製品のご利用誠にありがとうございます。
Microsoft Office 365のアップデートに起因し、特定のビルド番号16.0.15028.20152でのみSTORM XeでのPowerPointファイルを素材としたコンテンツ変換エラーが発生する不具合を確認しています。該当のコンテンツ変換エラーは、最新版のバージョン 2203 (ビルド 15028.20204)にアップデートすることで、現象の改善を確認しております。
本サイトでは、発生する現象と回避策についてご案内致します。
※本不具合への対応状況に合わせて本サイトを更新いたします。
現象の概要
Microsoft Office 365 ビルド 16.0.15028.20152 がインストールされているPCのSTORM XeでPowerPointを素材としたコンテンツ変換を行うと、「コンテンツの作成に失敗しました」のエラーが発生してコンテンツ作成が行えない。
現象が確認されているビルドバージョン
- 16.0.15028.20152
※すべてのPCで発生する不具合ではございません。
本不具合の特徴としては、数日前までは問題なくコンテンツ変換が行えていたが、ある時点から変換エラーが発生する事を確認しています。
現象が発生するPC環境
- Microsoft Office 365 ビルド 16.0.15028.20152 がインストールされているPC
エラー内容
「コンテンツの作成に失敗しました」
errorCode: CreateContentError.GetAllAssetsFromPPTError
原因と回避方法について
原因
Microsoft Office 365のアップデート(ビルド番号16.0.15028.20152)の影響を受け、PowerPointファイルを素材としたコンテンツ変換で変換処理が正常に完了しない不具合が発生する。
状況の変化がありましたら本サイトで随時、情報をお知らせ致します。
回避方法
本現象では、STORM Xe側での対応策がございません。
お手数でもMicrosoft Office 365を最新版ビルド番号16.0.15028.20204にアップデートして下さい。
改善されるOffice365のバージョン)
<Officeの自動アップデート※推奨>
Office更新プログラムを実行することでOffice365「バージョン2203 (ビルド 15028.20204 )」にアップデートすることが可能です。
※端末により「バージョン2203 (ビルド 15028.20204 )」が入れられるケースと、入れられないケースを確認しています。
更新プログラムを実行する方法)
ファイルメニュー>アカウント>Office更新プログラム>更新オプションで「今すぐ更新」を選択する。
<Officeの手動アップデート>
Office製品の更新オプションの「今すぐ更新」で自動アップデートを実施しても、「最新版の状態です」と表示されて、バージョン2203 (ビルド 15028.20204) へのアップデートが行えない場合は、手動のアップデートでバージョン2203 (ビルド 15028.20204)にアップデートすることが可能です。
※以前、手動でダウングレードしている場合、同じ手順でアップデートが可能です。
条件)
- Microsoft Office 365 ビルド 14931.20132または、ビルド 16.0.15028.20152
- 今すぐ更新でアップデートが実行されない
アップデートの情報)
- バージョン2203 ビルド 15028.20204
具体的なアップデート方法は、以下の参考サイトにまとめております。手動のアップデートの実行は、自社内のセキュリティポリシー等に沿って対応をお願い致します。
参考サイト)
Officeのバージョン(ビルド番号)を任意のバージョンにダウングレード・アップデートする方法
更新履歴
- 2022/4/6:新規投稿
- 2022/4/13:現象が改善されるケースがあることを記載
- 2022/4/19:現象の改善方法をOfficeのダウングレードからアップデートに変更
本件につきまして、ご不明な点がございましたら、support@logosware.comまでご連絡くださいますようお願いいたします。